江蘇省の塩城市で、ビッグデータ産業知的財産権連盟の設立式が開催され、本格的な活動が開始された。江蘇省ビッグデータ産業知的財産権連盟は、省が推進するデータ知的財産権に関する改革パイロット事業の一環として組織された。この連盟は、ビッグデータ産業の研究成果を新たな生産力へと転化させることを目的とし、デジタル経済分野における知的財産権の保護と活用の強化、デジタル産業化と産業デジタル化の促進に寄与することが期待されている。

　連盟は、「新しい方向、新しいプラットフォーム、新しいサービス、新しい主体、新しい特色」の形成を目指し、凝集力、共有力、専門力、競争力、革新力の「五力」の向上やデータ駆動型の新しい発展モデルの構築に着目して業務を展開する。

　設立式の場では、連盟と南京理工大学が共同で設立した「江蘇データ知的財産権研究院」の銘板除幕式が行われ、連盟の専門家に任命書が授与された。さらに、連盟メンバー間の協力と交流を一層強化する旨の協力協定が締結され、産業界と学界の協力を通じて、地域経済のデジタル変革が加速されることが期待されている。

出所：中国知識産権資訊網