
商標の拒絶査定不服審判において、出願人が証拠の提出方法や種類、実質的要件を巡って判断に迷う場面が多いことを受け、国家知識産権局商標局はこのほど、「拒絶査定不服審判における証拠の重点問題Q&A」を取りまとめ、公式サイトで公表した。出願人が有効な証拠資料を、より積極的かつ網羅的、適切に提出できるよう支援するのが目的である。
Q&Aは全29問で構成され、「実際の使用意思を示す証拠のうち、証明力が乏しいとして採用されにくいものは何か」「外国の国名に類似することを理由に商標が拒絶された場合、不服審判ではどのような証拠を提出できるか」など、実務上の関心が高い論点を幅広く取り上げた。具体的な事例を示しながら、画像や表を用いて視覚的に分かりやすく整理・解説している点が特徴である。
商標局は、提出される証拠の真実性、正確性、完全性については出願人自身が責任を負う必要があると強調しており、本資料を通じて不服審判手続の適正化と審理の効率向上を図る考えだ。
出所:国家知識産権局商標局公式サイト