国家級知的財産権保護センター・快速維権センター、合計124か所に拡大
時間: 2024-12-30

 知的財産権保護体制の強化と国家戦略支援の一環として、国家級の知的財産権保護機構を軸に、段階的配置と連携を図る体系の構築が進められている。このほど、中国国家知識産権局(CNIPA)は、新たに3か所で国家レベルの知的財産権保護機構の設立を承認した。 


 具体的には、寧夏回族自治区と四川省綿陽市において、国家級知的財産保護センターが設立されることとなった。寧夏では新材料と先端設備製造産業、四川綿陽では新材料とスマート製造産業を対象とした迅速な協調保護業務が展開される予定である。また、福建省徳化県には、陶磁器産業を対象とした知的財産快速維権センターが設立され、特許侵害への迅速な対応を目指す。

 

 これにより、全国で建設中および稼働中の国家級知的財産保護センターは76か所、快速維権センターは48か所に達した。これらは全国29の省・自治区・直轄市に分布しており、地域ごとの特色を活かしながら知的財産権保護の強化に取り組んでいる。この動きは、地域間での知的財産権保護の充実と産業の発展を支援する重要な役割を果たすとみられている。 


出所:国家知識産権局公式サイト


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