2016年7月に最初の商標業務受付窓口が設立されてから、今年8月までの期間に全国の商標業務受付窓口で受理された各種類の商標関連申請は累計165万件以上に達している。この数字は、9月14日に国家知識産権局（CNIPA）が行った9月の定例記者会見で明らかにされた。

　同会見での発表によると、登録商標専用権の担保登録件数は1万6900件にのぼり、その融資額は合わせて3631億9800万元とされている。

　CNIPAの商標業務受付窓口は、商標に関連する知識の普及・啓蒙の場としての役割を果たすとともに、商標権の運用や保護を後押しする重要なルートである。さらに、地方の知的財産権当局としてのサービスを提供する重要なプラットフォームとしての機能も果たしている。

　現在、中国全土には31の省・自治区・直轄市に33の総合的業務受付窓口が存在し、商標と専利の出願、商標の変更、譲渡、更新、マドリッド国際登録出願、担保登録をはじめ、総数27項目の申請業務が行われている。

出所：中国保護知識産権網