華為、2024年の特許ライセンス収入が約6.3億ドルに増加
時間: 2025-11-17

 華為(ファーウェイ)は11月11日、北京で開催された第六回イノベーション・知的財産フォーラムにおいて、2024年の特許ライセンス収入が約6.3億ドルに達したと発表した。特許収入の公表は今回が最新である。

 

 同社の特許ライセンス収入は、2022年の5.6億ドルから増加傾向を維持しており、安定的に拡大している。一方で、これまでに支払った累計ライセンス料は受け取ったライセンス収入の約3倍に上るという。

 

 華為は2024年に3万7000件の新規特許を公開し、過去最高を更新した。また、国内外の標準化機関に提出した新技術の提案は1万件を超え、学術論文の発表数も1000件を超えた。昨年末時点で、セルラー標準分野では27億台以上の5G機器、Wi-Fi分野では12億台以上の民生用電子機器が同社の特許ライセンスを受けている。

 

 過去10年で、同社の研究開発投資は累計1兆2000億元(1元は約21.8円)を超え、数多くの技術成果を特許として公開し、業界への共有を進めてきた。2024年末時点で、華為が世界で保有する有効特許は15万件を超えている。

 

 フォーラムでは併せて、第六回「十大発明」が発表され、計算、HarmonyOS、ストレージなど、将来の主要事業分野に関わる革新的成果が選出された。


出所:中国知識産権資訊網


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